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1.北限のサルの現在の遊動生活や食性、分布などの生態や、個体間関係や群れの成り立ち、群間関係などの社会的内容、形態や生理的特徴などを明らかにする。
2.こうした調査を長年月にわたり継続することによって、初めて見えてくる北限のサルの特異性や価値を把握する。
3.このことによって、下北半島に生きるサルの自然史的位置と価値を理解する。
4.北限のニホンザルの絶滅につながるあらゆる事態を防ぎ、サルたちと彼らを取り巻く自然の保護を目指す。
5.過去も現在もそこに暮す人々とサルたちは互いに影響を受け続けてきたし今後も受け続ける。その関係がより良い関係としてあるように、調査結果を公表し、保護と共存を目指してアピールする。
6.そのあり方の一つとしてこれまでに「野外博物館構想」が提案されてきたが、今後もより良い方策を模索し、提案していく。
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