設立趣旨
- 現在、故郷の身近な自然を大切に思う人々が増えています。また、豊かな自然に親しみ、癒しを求める機運も高まっています。
- こうした自然環境に関心が高まる一方で、ゴミの不法投棄や野生動物との軋轢なども大きな社会問題になり、自然環境の保全への抜本的な対策が急務となっています。
- また、「下北半島のサル調査会」「宮城のサル調査会」「東京の野生ニホンザル観察会」など日本各地で野生ニホンザルの生態観察や自然観察会が実施され、サルそのものが持つ魅力を享受し、自然を正しくそして楽しく理解する活動が地域に根付いています。
- 私たちは、「下北半島のサル調査会」を母体として、人と自然が共により良い方向で資することをテーマとして「特定非営利活動法人 ニホンザル・フィールドステーション」を設立し、人材の育成を含めた自然観察会や野生動植物の生態観察などを実施し、また各地で活動する他団体との連携を強化し情報の交換を通して、広くこうえきの増進に貢献しようとするものであります。
- 上記活動を実施するに当たり、人と自然との文化的な生活の創造に寄与することを目的とすることや、他団体との緊密なネットワーク化を進める観点から、特定非営利活動法人を設立しました。