今回一番印象に残ったのはへその緒付きのBabyを2頭見たことです。
私は初めて目にしたのですが、
母ザルが食べたりひっぱったりして切り落とすのではなく
自然に取れるのを待つのですね。
アカネが歩くときに何度か踏んづけたのを目撃しましたが
へその緒は取れなかったので、意外と頑丈なのかしら?
古代の人間は石器や爪、歯で切り落としていたのかしら?
それとも自然に取れるのを待ったのかしら?
ふとそんなことも考えました。
子育てにはサルの性格がよく出ます。
タチフジは、犬の引き綱を持つかのようにBabyの尾を片手で掴みつつ
自分はわき目もふらず草本をワシワシ食べていました。
タチフジがいつもそこを掴むせいか、Babyの尾の根元は少し毛がハゲ
先天的か後天的かわかりませんが、黒子のようなポチっとしたものがあります。
春は新芽も花も豊富で、サルたちも美味しそうに新緑をほおばっています。
エンレイソウとサルで写真を撮ろうとカメラを構えていると、
パクリとエンレイソウの茎を食べてしまったこともありました。
かわいいベビーと新緑を楽しんだゴールデンウィークでした。
文章・写真 福田美樹
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