2月23日(土) 13:00 脇野沢村役場前に集合、4パーティに分かれて、自然観察会がスタートしました。2パーティは九艘泊地区の北海岬とその周辺でカモシカの観察をメインに活動しました。足場の悪い北海岬を踏査し、3頭のカモシカを観察できましたが、山の歩き方や地図の読み方などフィールドワークの基本も楽しみながら学びました。また、別の2パーティは芋田地区でサルの群れ、A2-84群約80頭を観察しました。主に民家周辺の休耕地に広がるサルの観察となりましたが、目の前数メートルの距離でじっくりとサルを見ることができました。観察終了後、脇野沢村保養センターでお湯につかり、一日の疲れをとり、宿となる鱈の里のバンガローで夕食、サルやカモシカ、自然の話にとどまらず、将来の夢なども話し込み、一日が終わりました。
2月24日(日) 朝食をとり、サルを観察するグループとカモシカを観察するグループに分かれ、それぞれ芋田地区と九艘泊地区へ向かいました。サルは芋田地区の東側の斜面に広がっていました。やはり、民家周辺で観察するよりも森の中で凛と暮らすサルの方が素晴らしいことを再認識しました。カモシカのグループは、九艘泊の民家周辺を移動するオスのカモシカを1頭だけの観察になりましたが、強風であったものの好天の早春の森を歩くことができ、自然観察会の醍醐味を味わえたものと思います。午前中の予定を終了し、脇野沢村本村の食堂で昼食をとり、13:00ごろに解散しました。
今後、冬期だけの観察会にとどまらず、機会があればいつでも、また、脇野沢村に限らずどこででも、自然観察会を実施していきたいと考えています