福島県磐梯吾妻スカイラインのオオシラビソ、サルかじり事件? 現地を見てきました。 2006年5月6日 三戸幸久 私は異界奇譚2で、オオシラビソ100数十本をニホンザルがかじり、枯らしているという読売新聞社福島版の2004年6月6日付記事を紹介しました。 この記事には、林野庁福島森林管理所、環境省、福島県が現地調査をして「歯形などからニホンザルの食害と断定」ということが書かれています。 このとき私は読売新聞の記者から電話でコメントを求められ、「サルが木の皮を食べることは珍しくないが、立ち枯れさせるほどの食害は全国的にも例がない。」と答えています。 ずーと気になっていて、やっと2年後の今年、現地を訪れることができました。 直感ですが「これはサルではないな」と思いました。 さて皆さんはどのように見られるでしょうか。詳しくは植物専門家の意見も紹介しながら、NPO法人ニホンザル・フィールドステーション、ニュースレターで紹介する予定です。
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