猿庫の泉に行ってきました。  2005年9月21日  三戸幸久

 信州飯田市の北西に風越山(1535m)がありますが、地図で見ますとその山頂から5時の方向、直線距離で約2Kmのところに「猿庫の泉」という清水があります。
 「猿庫」といえば? もしやサルがいっぱいいるところ!? よっしゃー! 善は急げで、この19日に行ってきました。

 この水でお茶を点てたら抜群と、近郷の茶人が太鼓判を捺す名水ということで、現在も水を求めてくる方がおられます。

 1mあまりの樋で水が引いてあります。左脇の茶碗で飲んでみても違いは私にはよく分かりませんでしたが、風越山の麓で、周りは木が生い茂り地面は花崗岩系の石や砂地が多くいかにもおいしそうな湧き水です。

ペットボトル(小)にいただきました。お茶を点てたらまたご報告しましょう。

 残念ながらサルは出てきませんでした。あたりを探しましたがフィールドサインも見つかりませんでしたが、いかにもサルがいそうな雰囲気です。サルもこの泉を飲みに来ているのでしょうね。
 さて、こんな看板もありました。「猿に食べ物を絶対にやらないでください」この姿勢は大切ですね。すばらしい。

 そしてこの泉の名前の「猿庫」について、ちょっと気になります。「猿倉」「鹿倉」「猪倉」いろいろあります。「猿庫」も同じ意味でしょう。では「倉」「庫」ってなんでしょう。やはり「サルの宝庫」=サルがいっぱいいるところ?ってことかな? この話はまた別の機会に考えてみたいと思います。  


お茶でもどうぞ