千葉県房総半島における
ニホンザルとアカゲザルとの交雑問題についての要望書提出

三戸 幸久


 NPO側は、「房総半島おもに館山市白浜地区に生活する放棄されたアカゲザルの処遇について、千葉県は決定にもとづき3年前から予算を付け、執行されてきたようですが、事態は変わらずアカゲザルの群れ数、個体数増加および交雑個体の増加(f1にみならず,f2,f3個体の増加も想定される)あるにもかかわらずほとんど進展がみられません。」
 「時間の推移はより解決の困難を増大させ、遅らせる(交雑個体の増加、生活地の拡大、交雑個体の拡散、それに伴う農作物被害の拡大などなど)として一刻も早いより効果的な対策、体制をとられるように」と要望書を提出しました。

 これに対して県側は「承りました、検討させていただきます」として基本的にコメントを差し控えました。NPO側は今後の協力の意向や対策に伴う提案などを伝えました。最後に県側は「現状ではよくないと認識している。善処していきたい」という発言はありました。


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