10月末、当法人の会員である足澤貞成(59)さんが青森県大間町の自宅で亡くなら れました。
　11月5日、30数年過ごされた大間町の自宅で、親族や大学当時からの山仲 間の方々、ニホンザル関係者、それに大間町の友人たちに見送られました。

　足澤さん は、今では下北半島全域で約30群1500頭にもなっている北限のサルが、まだ6群250頭 ぐらいの時から観察・研究に携わってこられた下北のサルの草分け的な研究者でし た。　特に、北西域に生息するＭ群の100日以上に及ぶ冬季追跡を4年間実施し、厳冬の 下北のサルの暮らしを解明されました。
　また、酒を愛し、人を愛する性格から、サル 好きのみならず、多くの仲間から慕われる方でした。
　慎んでご冥福をお祈り致しま す。